2019年12月26日 / 最終更新日時 : 2022年8月10日 hokushin PCB廃棄物の処理を考える 千葉ニッコー事件から本質へ 1968年に起きたカネミ油症事件がPCBによる有害性が世間を震撼させてから、PCBに代替する商品を使用するまで時間はかかりませんでした。PCBの分子構造のよく似た「ジフェニール」を熱媒体で使用する企業が出てきたのです。近 […]
2019年12月24日 / 最終更新日時 : 2022年7月15日 hokushin PCB廃棄物の処理を考える 化学物質の特性を理解し、管理を徹底させていく 20世紀に発明され、使用されてきたDDT、PCBなどの人体に有害な化学物質は、一刻も早く根絶しなければなりませんが、とかくそれだけを目的にしてしまうと本質的なことを見失うかもしれません。本記事では、化学物質と環境の共存に […]
2019年12月18日 / 最終更新日時 : 2022年7月15日 hokushin PCB作業における安全対策 猛毒!PCDF(ポリ塩化ジベンゾフラン)という化学物質とは? 「作物が枯れたのもこの2.4Dを含んだ灌漑を受けたせいだが、この2.4Dは、様々な化学物質が水や光に触れて新しい化合物を自動的に作り出している」 沈黙の春「レイチェルカーソン」より抜粋 この文節からは、化学物質が環境に放 […]
2019年12月16日 / 最終更新日時 : 2022年8月10日 hokushin PCB作業における安全対策 ポリ「塩化」ビフェニル(PCB)の歴史を紐解く シリーズ4 前回までは、日本のPCBの処理にようやく光が差し込むところまで、解説させていただきましたが、本記事からは、光が差し込んで、いよいよその光に向かっていく様を解説させていただきたいと思います。 ストックホルム条約とは? スト […]
2019年12月14日 / 最終更新日時 : 2022年8月10日 hokushin PCB作業における安全対策 ポリ「塩化」ビフェニル(PCB)の歴史を紐解く シリーズ3 当時、欧米における魚のPCB濃度は、概ね1ppmを下回っているのに対して、日本ではその10倍以上の値が、各地で計測され、範囲も、日本全国津々浦々拡大しました。日本という国は、戦後復興から高度経済成長を経て世界第二位の経済 […]
2019年12月13日 / 最終更新日時 : 2022年8月10日 hokushin PCB作業における安全対策 ポリ「塩化」ビフェニル(PCB)の歴史を紐解く シリーズ2 第二次世界大戦の勃発から終戦後までの間に、PCBを含む化学物質は、世界で大量に製造、使用されることになりました。そしていよいよ1954年に日本でも鐘淵化学が絶縁油用と熱媒体用としてPCBの製造を開始しました。当時日本は、 […]
2019年12月12日 / 最終更新日時 : 2022年8月10日 hokushin PCB作業における安全対策 ポリ「塩化」ビフェニル(PCB)の歴史を紐解く シリーズ1 以前のブログでも紹介しましたが、1881年にドイツのシュミット氏とシュツル氏が世界で始めてPCB合成に成功します。この段階では、単に合成に成功しただけで特別工業化されたわけではありませんでした。本格的な工業化に至るまでに […]