PCB処分は、世界的取り組みだ

突然ですが、本日は、PCB廃棄物について考えてみたいと思います。

PCBの処分は、世界的な取り組み

PCB(ポリ塩化ビフェニル)とは、トランス(変圧器)等のなかに電気を絶縁するために用いられていた化学物質のことで、人体に有害とされ、使用禁止になり、2027年3月31日までに処理が義務付けられております。本当にこの期間までに全量が処分できるのか個人的には不安に思ってしまいますが、何としてもこの日までに処分しなければならないのです。

この義務は、日本の法律によって定められておりますが、元をたどればこういった汚染物質を制限する世界会議が開かれ、日本は2002年に受諾したことが、この法律を作った発端となっております。(残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約)

PCBの処分は、日本が世界に向けて環境問題を発信できる、まさに国家プロジェクトともいえるのです。

PCB含有機器とは?

私自身、電気のことが分からない人間で概要しかご説明できませんが、PCBを説明するうえで少し、大まかな電気が作られて、私たちが使えるようになるまでの流れを記載してみます。

まず、火力や水力、原子力発電所からタービンを回して電気が作られて、そのまま私たちの家庭に送られて電気が使えるかというと、そうではありません。

一回送電線を通って変電所に電気が送られます。

変電所に送られた電気の電圧を調整して、配電線(電信柱を繋ぐ線)を通過してようやく私たちの家や会社に電気が送られてくるのです。

この変電所に送られた電気の電圧調整機器を、「変圧器」といいます。変電所に設置された変圧器以外にも電柱の上にも変圧器が設置されてあり、さらに電圧調整をして電気を送っているわけです。

皆さまも電柱の上を見てみてください。何やらトトロのように、ズングリむっくりした機器を確認することができるでしょう。

この変圧器の中には、大量の油が入っておりまして、この油が電気を絶縁し電圧を調整しているのです。(絶縁油とも呼ばれております。)

電圧調整をより効率よく電気を絶縁するために用いられたのが、PCBというわけです。

前述したとおり、PCBの処分は、国家プロジェクトです。早めの処分を行ってまいりましょう。

私たちの会社では、変圧器などの変電設備を解体して53年目を迎えます。また、本格的に10年前からPCBの撤去事業を行っております。

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新潟、長野、山形、福島、富山の
PCB処理はお任せください。

主な許可・資格

〇建設業許可(解体工事業)新潟県知事許可(般-1)第41442号

〇新潟県産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01508055229号

〇新潟市産業廃棄物収集運搬業(積替え保管) 許可番号 05910055229号

〇新潟市産業廃棄物処分業 許可番号 05920055229号

〇新潟県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01558055229号

〇古物営業許可取得 新潟県公安委員会許可 第461070001021号

〇山形県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 0659055229号

〇群馬県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01050055229号

〇富山県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01659055229号

〇福島県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 00757055229号

〇長野県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 2059055229号

〇解体工事施工技師1名

〇第三種電気主任技術者1名

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