PCBやアスベストの健康被害を考える前に禁煙だ。

私事ながら、禁煙を開始してから４年目に突入します。実に20年間も吸い続けていたわけですから、肺に相当なダメージを与えていたことでしょう。

決してヘビースモーカーではありませんでしたが、非喫煙者に比べたら健康寿命も短くなっただろうし、何より周囲の人たちに多大なる迷惑をかけてしまったことを深く反省しております。

いままで、本ブログで取り上げてこなかったのが、非常に悔やまれますが、本記事では喫煙による化学物質について考えてみたいと思います。

本ブログでは、PCBをはじめとした化学物質の危険性と今後の管理と撤去そして適正処分について、触れておりますが、そもそもたばこ自体にも、多くの有害な化学物質が含有していることをご存じでしょうか？

20年以上喫煙習慣があれば、多量のPCBを体内に入れているのと同等あるいはそれ以上に健康被害を生じるのです。

たばこには、PCBに劣らないくらいの有害化学物質が含有しており、その種類なんと50種類

その代表的な化学物質は、

○アセトン                      

○ヒ素               

○カドミウム                  

○一酸化炭素                  

○トルエン

などなど

誰もが認める有害化学物質であることが分かります。（水俣病で有名なカドミウムや猛毒のヒ素までも入っているのです。）

これに加え、喫煙は、ニコチンにより依存性が高まることも問題です。

ニコチンは、なんとコカイン、ヘロインなどの麻薬よりも依存性が強いとされているのです。

お恥ずかしながら。私もその気持ちが分るのですが、

健康に悪いと分っていても、どうしても吸い続けてしまうのです。

依存性の側面から、喫煙は相対的にPCBより体内に摂取している有害化学物質の量は多くなっているはずです。

要は喫煙の方が、PCBより健康被害をもたらすということです。

PCBによる健康被害が騒がれた60年代～80年代において、まったく言及されることがなかった喫煙の危険性。

まったく恐ろしい話です。

これに加え、アスベスト（石綿）もそうです。

同じレベルでアスベストに暴露された方を、非喫煙者と喫煙者とで比較した場合、

肺がん

悪性中皮腫

などなど

これらの病気を発症するリスクが、非喫煙者より、相乗的に高くなるという研究結果が、多数報告されているのです。

「相乗的」というところが重要です。

つまり、

「喫煙×アスベストを吸引」

ですから足し算では無く掛け算でリスクが増えるという事です。

逆を言えば、アスベスト被害も喫煙さえなければ健康被害が最小限で済むという事でもあります。

アスベストに汚染された作業着を洗濯する奥さんが、それに気づかずアスベストを吸引し肺がんや肺気腫になるケースも多く報告されましたが、実は喫煙による副流煙も同時で吸引しており、相乗効果で病気になっているのかもしれません。

2020年4月1日から「健康増進法の一部を改正する法律」が成立しました。

多数の人が利用する様々な施設の屋内禁煙とし、望まない受動喫煙をなくすための取組が強化されたのです。

ようやく、PCBより、アスベストよりも圧倒的に有害なたばこを取り締まる動きが、本格化してきました。

禁煙歴3年というまだまだ新参者の私ですが、まず言いたいのは、

「PCBやアスベストの健康被害を語る前に、たばこ止めましょう。」

主な許可・資格

〇建設業許可（解体工事業）新潟県知事許可（般－1）第41442号

〇新潟県産業廃棄物収集運搬業　許可番号　01508055229号

〇新潟市産業廃棄物収集運搬業（積替え保管）　許可番号　05910055229号

〇新潟市産業廃棄物処分業　許可番号　05920055229号

〇新潟県特別管理産業廃棄物収集運搬業　許可番号　01558055229号

〇古物営業許可取得　新潟県公安委員会許可　第461070001021号

〇山形県特別管理産業廃棄物収集運搬業　許可番号　0659055229号

〇群馬県特別管理産業廃棄物収集運搬業　許可番号　01050055229号

〇富山県特別管理産業廃棄物収集運搬業　許可番号　01659055229号

〇福島県特別管理産業廃棄物収集運搬業　許可番号　00757055229号

〇長野県特別管理産業廃棄物収集運搬業　許可番号　2059055229号

〇解体工事施工技師1名

〇第三種電気主任技術者1名