声掛け作業で、低濃度PCBの解体工事。ヨシっ!!

多くの建設関連の企業の新入社員研修で、声をかける研修が実施されているようですが、非常に重要な意味をもっているようです。低濃度PCBの含有した変圧器の解体工事も、声掛けは非常に重要となっております。当然ながら、声を掛け合うことで、意思疎通が図られ業務が効率的に回るだけでなく、労災防止にもつながるわけですが、問題はどのようにすれば、声を掛け合える作業環境が作られるかです。本記事では、PCB作業にかかわらず、建設工事現場を中心とした声掛けの重要性を記載してみます。

厚生労働省が出している 労働衛生管理についての事例が参考になりますので、以下、ご興味がありましたら是非見てみてください。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000075574.html

これを実践するには各社、いろいろな状況を加味していかねばなりません。例えば、コミュニケーションをよくするために、一人一人朝礼で話してもらうとか。。。嫌がる人多いのでかなり難しいですが?(*’▽’) 

もちろん安全は、事業者側だけでなく、労働者側にも協力してもらわなければならない義務があるわけですから、強制的にそうさせていかねばならない時もあります。よく言われるのが、管理者が部下に声をかけて人間関係を構築することからスタートすることです。確かにここを後回しにして安全管理はできませんが、逆を言えば人間関係を構築すれば、だいたいなんでも協力し合えるのでしょう。

しかし、管理する方も人間なんでそこが分かっているけど難しいところなんですが。。わたくし自身もできていないので、本ブログを書きながら反省しているわけであります。( ;∀;)

超危険!!トラックの誘導

トラックのバック誘導についても考えてみたいと思います。「オーライ。オーライ。」の声による誘導がいいのか、「 ピーーッ、ピーーッ、ピーーッ」の笛が良いのか。いづれにしても運転手に聞こえていなければ意味がありません。工事現場などは、他の重機などの騒音などでこの誘導の音がかき消されているケースでは、笛の方が有効的な気もしますが、交通警備員のように専門にやっている方でないと、清潔に笛を保つことが難しく形骸化するかと思いますし、声による誘導も声の小さい方、声の通りにくい方がいて、やり方は各社それぞれなんでしょう。

トラックの誘導は、物損防止よりも災害防止が重要です。誘導している本人が、トラックの真後ろに立つことで運転主からの死角になって、轢かれてしまう災害が実に多いのです。そして大変残念なことに誘導員が轢かれる災害は、
死亡災害になるケースが高いということです。運転者から誘導員が死角になっていれば当然見えませんから、そのまま下がってきて轢かれてしまうでしょう。大切なのは、

1、真後ろに立たないということと、

2、とっさになった時に大声で喚起できるよう普段から訓練しておく必要があるということです。

わたくし個人的には、大きい声で誘導をするということが、どんな状況でも、危ない時にとっさに大声が出せる訓練になるのではないかと思っておりますので、笛でなく声で誘導することを重要と考えておりますが、皆様はいかがでしょう?

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