二酸化炭素のリサイクルの時代が来るかもしれない。

廃棄物処理法においては、「廃棄物」とは固形状又は液状のもので、産業廃棄物と一般廃棄物に大きく分類されます。つまりガスなどは、廃棄物に該当しないことを始めにお伝えさせていただきます。

ところで、「カーボン・オフセット」というワードを聞いたことはあるでしょうか?

簡単に申し上げますと、

私たちの経済活動から排出される温室効果ガス(主に二酸化炭素)という環境に悪影響与えた分を、植林活動やクリーンエネルギーで相殺することを言います。

排出された温室効果ガスを相殺するという考え方は、革新的なことであると思います。

カーボン・オフセットが盛り上がりを見せたのは、2008年ころからと認識しておりますが、その背景には、京都議定書がありました。

京都議定書とは1997年、世界各国が京都に集まり、環境に関しておこなった会議で、先進国に関しては、以下のことを国際的に守らなければならなくなったことをいいます。

「温室効果ガスを2008年から2012年の間と1990年で比較して5%削減すること」

また、2008年に環境省も「我が国におけるカーボン・オフセットのあり方について」という指針を出しましたから、やはりこの辺りが、ピークだったのかもしれません。

弊社でも、比較的早い段階の2009年に「オフセット・プロバイダー」を通じて、インドの風力発電の温室効果ガスの排出権を購入し、カーボン・オフセット事業に取り組みました。目的としては、温暖化防止という大きなテーマに弊社のような中小企業が、果たして役立つのか否か?興味があったということと、弊社社員の環境教育にも寄与するものと考えたからです。

その感想ですが、

排出権も少なかったせいもあってか、温室効果ガスの削減に貢献した実感もなく、一回限りで打ち切ることになりました。

やはり、弊社は金属のリサイクルの推進や廃棄物の適正処理に特化して、環境に貢献していくべきと強く思ったしだいです。

しかし、去年ぐらいから二酸化炭素をリアルにリサイクルする技術に注目が集まりつつあります。これが実現できれば本当にすごいです。

これには再び、私も温室効果ガスの削減に興味を抱いてしまいました。

「カーボン・リサイクル」という技術です。

排出された二酸化炭素をメタンなどに変換させてエネルギーとして再利用するといった、リアル環境にやさしい技術です。

さらに、資源の乏しい日本では、これは代替エネルギーにもなるので海外の資源依存の防止にも役立つという、なんとも至れり尽くせりです。

まだまだ製造コストなどの課題があるようで、実現には2030年くらいとしておりますが、2019年に経済産業省が、「カーボンリサイクル技術ロードマップ」を策定し、現実味が増しておりますので、すでに技術的には可能なわけです。そして社会はいつの間にか激変します。

今から10年前に皆さんは、スマホを持って「SNS」や「YOUTUBE」をやっていましたか?

もしかしたらスマホすら持っていなかった方もいるかもしれません。しかし今現在は、スマホを持っている人が当たり前になりつつあります。この先10年後も今では想定できない未来になっている可能性は十分に考えられます。

そう、二酸化炭素のリサイクルは、10年後当たり前になっているかもしれないのです。

↑↑↑↑
新潟、長野、山形、福島、富山の
PCB処理はお任せください。

主な許可・資格

〇建設業許可(解体工事業)新潟県知事許可(般-1)第41442号

〇新潟県産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01508055229号

〇新潟市産業廃棄物収集運搬業(積替え保管) 許可番号 05910055229号

〇新潟市産業廃棄物処分業 許可番号 05920055229号

〇新潟県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01558055229号

〇古物営業許可取得 新潟県公安委員会許可 第461070001021号

〇山形県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 0659055229号

〇群馬県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01050055229号

〇富山県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01659055229号

〇福島県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 00757055229号

〇長野県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 2059055229号

〇解体工事施工技師1名

〇第三種電気主任技術者1名

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です