廃プラスチックの代替品がSDGsの目標14の要だ

5月も下旬にさしかかり、気温が上昇しているせいか、先日久しぶりに、コンビニのアイスコーヒーを購入しました。

購入したアイスコーヒーにストローがついていなかったのですが、コンビニもプラスチック製ストローの使用を全国的に禁止にしていくのでしょうか?

プラスチックによる海洋汚染が、今地球温暖化に次ぐ新たな脅威として世界的に注目され、レジ袋やストロー等の廃プラスチック製品が使用されなくなってきています。

日本でも去年、2019年にマクドナルドやスターバックスがそれらの使用を廃止にしたのは、記憶に新しいかと思いますが、今後そのように取り組んでいく企業は増えていくと予想されます。ちなみにスターバックスでは、FCS認証を取得した紙のストローに切り替えております。

FCS認証 https://jp.fsc.org/jp-jp/2-new/2-1

少し、大きな話になってしまうのですが、

2001年に国連を通じて、人類が存続できるように世界各国で共通の目標が掲げられました。

貧困を無くさなければならない

差別を無くさなければならない

地球環境を守らなければならない

子供たちに教育を与えなければならない

等など

以前大きく話題になった、ミレニアム開発目標(MDGsエムディー・ジーズ)です。

そして、これらが後にSDGs(エスディー・ジーズ)に昇華したわけですが、

 SDGsの目標14では、

「持続可能な開発のために、海や海の資源を守る」「海や海の資源を持続可能な方法で利用する」という国際的なゴールがあります。

プラスチック製品全廃のグローバルコミットメントは、プラスチックによる海の汚染を防ぐSDGs目標14から来ているのです。

しかし、プラスチック製品の全廃が世界的に言われている中で、現状は最悪の事態を迎えておることをご存知でしょうか?

以前にも記事にしましたが、先進国は以前から使用済プラスチックを大量に中国に輸出しておりました。その量、日本の輸出量だけで年間で143万トンとも言われております。

ところが、2018年頃から中国の輸入禁止が始まり、廃プラスチックが日本国内であふれることになったのです。

廃プラスチックを輸出する側(日本)が、輸入する側(中国)からお金をもらっていることを考えれば、少なくとも中国がそれらを必要としていることが伺い知れるので、ある程度適正にリサイクルされていたのでしょう。

ところが、それができなくなった今、それらの廃プラスチックはどこに向かうのでしょう?

新たな輸出先を探すということ?

それも大事なのですが、一時的にしのげるだけで抜本的な問題解決には至りません。

今日本では、廃プラスチック排出量の削減や代替品の開発などが推し進められているのです。

生分解性プラスチックとバイオプラスチックの開発

使用済のプラスチックを容易にリサイクルできたり、誤って海洋に流れ出たとしても自然に分解できれば、SDGs目標14に寄与できます。

これらの開発が活発化しています。

それが、生分解性プラスチックとバイオプラスチックの開発です。

生分解性プラスチックとは、微生物によって水と二酸化炭素に分解されるので、自然に戻すことができますし、バイオプラスチックは、サトウキビなどを使用して作られ、使用済になったらバイオマス発電などでリサイクル可能になります。

まだまだ量産するには、コストがかかりすぎますが、近い将来石油由来の廃プラスチックが激減していく可能性は十分に考えられます。

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新潟、長野、山形、福島、富山の
PCB処理はお任せください。

主な許可・資格

〇建設業許可(解体工事業)新潟県知事許可(般-1)第41442号

〇新潟県産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01508055229号

〇新潟市産業廃棄物収集運搬業(積替え保管) 許可番号 05910055229号

〇新潟市産業廃棄物処分業 許可番号 05920055229号

〇新潟県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01558055229号

〇古物営業許可取得 新潟県公安委員会許可 第461070001021号

〇山形県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 0659055229号

〇群馬県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01050055229号

〇富山県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01659055229号

〇福島県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 00757055229号

〇長野県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 2059055229号

〇解体工事施工技師1名

〇第三種電気主任技術者1名

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